便利なシステム

競売ローンは手元に資金がない場合でも競売で不動産物件を落札することできる便利なシステムです。
競売に出た不動産物件の買受人となるためには、物件を最高価格
で落札する必要があります。落札すると1週間後に売却許可決定が出されますので、この時、買受人として代金を全額納めなければなりません。

代金を全額納めるというのは、多くの人にとっては大変なことです。競売では市場の5~7割の価格で不動産物件が売買されますが、5~7割といっても元が高価格なものですから大金です。
そしてその大金を用意できない人のために、競売ローンがあるのです。
競売ローンは対象となる競売不動産を担保にしたものです。このローンを利用することで、買受人は不動産物件の購入代金を無事に支払うことが出来るのです。

また裁判所では、落札者が決まると、その人物が適正であるかどうか厳しい審査が行われます。審査されるのは
①落札者が債務者自身ではないか
②落札者が未成年者でないか
③落札者が入札を妨害してはいないか
④落札者が犯罪者もしくは犯罪を犯した後2年を経過しない者ではないか
⑤特に農地については落札者が買受資格証明書があるかどうか

などです。そして審査を通過した場合には、売却許可決定が出されます。そして売却が済めば物件は無事に買受人のものとなり、その後は物件を他人に譲渡することも可能になります。
過去にこの競売ローンを利用して、一度競売にかけられてしまった我が家を、身内に買受人として購入してもらい、その後譲渡してもらうことで取り戻したという例もあります。ただしその際には、別途所得税などの費用がかかってきますので、多額の負担になることは間違いありません。

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